ワードの価値を語り尽くす《ワードレポート》を作成します。
そのワードが伝えてくれる機能性、ビジネス展開性、そして潜在意識に届く感性イメージなどを余すところ
なく表現します。
以下のニーズに応えます。
「ネーミング・プレゼンの説得材料を探している」
「ネーミング候補の感性イメージを知りたい」
「長年使ってきた会社名(商品名、ブランド名)の感性イメージをあらためて把握しておきたい」
ヒ は、切迫するようなスピード感とカリスマ性を感じさせる音韻(熱い肺の息を一気に喉に当て、上あごを最速で滑らせて、空冷効果により唇に冷 たい感覚をもたらす発音感覚のため)。
ヒカリの母音流れ(I→A→I)は、前向きの鋭い 力 を舌に感じさせる母音Iから開放の母音Aへの変化で「その先の広がり」を感じさせ、転じて「未来」をイメージさせる。続けて、さらにIを追随させることで、さらに「もっと先へ」という意識を創り出している。
3音中最も強く筋肉を使う リ は、透明感とクールさを感じさせる。ラ行音は、舌を花びらの形にして (舌先を尖らせ、側舌をふくらます)、ひらりと翻す音。洋の東西を問わず、花の名前によく使われており、華やかさを感じさせることから、高級ブランドのネーミングに多用されている。また、舌につばがたまることから、水のイメージ(潤い、透明感、クール)にも通じ、女性化粧品ブランドの必需品。中でもリとルは、舌を筒状にするので、後者のイメージの方が勝っている。
分析ポイントを総括すると、「ひかり」の語感は 以下のようになる。
・スピード感とカリスマ性
・「未来の、その先へ」
・透明感とクールさ
新幹線ひかりが、どれだけ素晴らしいネーミングだったかがわかる。