よく見るあの商品名、耳に残るあのサービス名。
実は感性リサーチがお手伝いしています。
「ソイジョイ(SOYJOY)」は、小麦粉を使用せず、栄養豊富な大豆をまるごと粉にした生地にフルーツやナッツを加えて焼き上げた大豆バーです。
大豆を示す「ソイ」は、爽やかで軽やかな語感。
楽しみながら食べて頂きたいという気持ちを込めた「ジョイ」は「ボリューム感」を感じさせる語感。この2つの組み合わせにより、SOYJOYは、小腹がすいたときに適度な満足感を与えてくれる食品にピッタリなネーミングとなっています。
さらに、「ソ」は口腔表面を優しく息が滑り、「ジョ」は唾液腺を刺激して潤いをもたらします。これらの発音体感が、脳に「優しさと潤い」のイメージを作り上げ、「働く女性たちに仕事の合間にほっと一息ついてもらいたい」という商品開発時のコンセプトをそのまま体現しています。 「イ(OY)」で韻を踏んでいるのも秀逸。
「フットグルーマー」は、特殊なブラシの効果により、足裏をこするだけでしっとりさらりとする、今までにない「足磨き道具」。通販やTVショップチャンネルで大反響を呼びました。
単なる足洗いマットブラシではなく、「ブラシ突起の先端に塗布された特殊な研磨剤」が、足裏の要らない角質だけを優しく取り去る、「今までない画期的な商品」でした(研磨剤の塗布方式の開発だけで、まる1年かかっているのです!)
この特別さを伝えるには、最初の候補名 「足あらおっ‼︎」 に変わる機能性ネーミングが必要と判断し、「フットグルーマー」というカテゴリネームを考案しました。
女性向けに「マニキューレ」、男性向けに「シティウォーカー」など、ターゲットに訴求する商品名もついています。
夫婦がぎくしゃくする原因は、 “生活動線が悪い家” に住んでいるせいかもしれない。
黒川伊保子のこんなつぶやきから生まれた「DIWKS PARFAT/デュークスパフェ」。
生活動線の効率を最大化して、共働き夫婦の理想の住まいを追求しました。生活動線の改善は、自然に家事が片付き、協働できる空間をもたらします。
DIWKSは、Double Income With KidS《共働きで子どもがいる》の略。PARFAITはフランス語で「完璧」を意味します(デザートのパフェは「完璧なデザート」の意味)。
「デュークスファミリーのパーフェクトな家」という発想から生まれた「デュークスパフェ」は、脳に落ち着きを感じさせるデュ、効率の良さを感じさせるク、楽しさを感じさせるパ+フェで構成されています。女性が描く理想の家のイメージが、語感であますところなく体現されているのです。営業サイドから、「施主の奥様」の反応の良さが実感できる、とのご報告がありました。
# DIWKS PARFATは、ネーミングブレストの末、ナイス様から出されたアイデアです